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ヤミ金の種類 その1

 

ヤミ金の手口とは

ヤミ金の勧誘方法や貸付方法には、色んな手口があります。
その手口は、世の中の状況や環境に合わせて変化していきます。
ここでは、ヤミ金でよく使われる手口についてお話していきたいと思います。

 

偽装質屋

ヤミ金の手口のひとつに、偽装質屋があります。
偽装質屋は、脱法質屋とも呼ばれることがあり、これは、出資法で定められた金利を上回る金利でお金を貸すというもの。
出資法では、20%以上の金利で貸し付けを行うことは、刑事罰の対象となります。
しかし、質屋の場合は一般的な貸金業者と異なり、質屋営業法という方によって、上限金利109,5%という額まで認められており、これは、質屋が担保と引き換えにお金を貸すためです。

 

質屋の場合、担保になるものの鑑定、そして保管にコストや手間が掛かるといった点から、高金利が法律で認められているのです。
ここ数年で、そのような法制度を逆手に取って、質屋を装ったヤミ金業者が増えてきているのです。

 

偽装質屋の手口としては、担保になるほどの価値もないものを「質草」として扱い、高金利でお金を貸します。
高金利でお金を貸すので、返済の際はその金利が上乗せされて返ってくる、それを目的としています。
一般的な質屋であれば、返済が滞った場合は、質草を売って補填しますから、価値のないものであれば当然お金は貸しませんが、偽装質屋の場合は、最初から質草の価値などはあてにしていないのです。

 

偽装質屋の手口は、銀行口座の引き落としといった手続きを取ることで、毎月口座から現金を引き落とすという手口です。
これは、一般的な質屋では認められてはいません。

 

被害者の多くは高齢者

偽装質屋の被害者は、実は高齢者が多くいます。
高齢者は、年金が支給されます。
その年金が支給されると、その銀行口座から自動的にお金を引き落とすことが出来るように手続きを行います。
銀行口座の引き落としというのは、本来質屋では行っていません。
これは、完全に偽装質屋の手口です。
看板も質屋の看板なので、なかなか見分けが付きにくいかもしれませんが、本当に質屋を利用したいという場合、もし口座番号を記載するよう言われた場合は、偽装質屋で間違いありませんから、絶対に利用しないでください。

 

また、家族や友人などでこれから質屋を利用しようとしている人がいる場合は、このことを教えてあげましょう。

 

押し貸し

ヤミ金業者の手口として、押し貸しというものがあります。
これは、銀行口座に勝手にお金が振り込まれます。
そして翌日、電話が掛かってきます。
高額な利息をつけて返済することが要求されますが、この要求も脅迫・恐喝のようなもの。

 

なぜ口座番号を知っているのか

押し貸しについては、被害者の口座番号など、個人情報を知らない限り行う事が出来ませんが、過去にヤミ金融を利用したことがある人であれば、融資を申し込んだ際に記載した個人情報がヤミ金業者の間で流れていることが考えられます。

 

押し貸しは返済する必要はない

押し貸しの場合、ヤミ金業者の要求通り、高い利息をつけた金額を返済する必要などありません。
ヤミ金業者の場合は、家族や会社に連絡するといった脅しをしてくることも多くあります。
身に覚えのないお金が振り込まれている場合は、絶対に使ってはいけません。
もし、押し貸しのお金を使ってしまった場合は、その弱みに付け込んで更にお金を要求されてしまうことも十分に考えられます。

 

このような場合は、ヤミ金業者での実績がある弁護士事務所に相談しましょう。
押し貸しは、こちらが要求したお金が振り込まれているのではなく、高金利を目的として一方的に振り込まれてくるものです。
ですから、身に覚えのないお金は絶対に使わず、弁護士に相談して解決しましょう。